ENOKIは複雑な会話に強いAIエンジンです。
ENOKIがもつ5種類のAIエンジンは、用途に合わせ会話内容を読み取り、適宜回答を組み合わせることで、自然な会話を実現します。質問パターンの複雑さに強く、他システムを生かした運用を設計されるお客様に評価されています。
他社チャットボットとの位置づけ
ENOKIは質問パターンの複雑さに強く、拡張性の高さが評価されています。一般的なチャットボットとしての利用はもちろん、他システムを生かした運用を設計されるお客様から評価されています。
ハイブリッド型AIエンジン
ENOKIは5種類のAIエンジンを持っています。ENOKIのコアエンジンが構造データAIや会話AI、深層学習AIなどから適切なアルゴリズムを自動で判断し、文脈や背景を踏まえた自然な会話を実現します。用途に合わせ適宜組み合わせることも可能です。
オントロジーAI | 非構造データAI (テキストサーチ) | トークスクリプト (シナリオ) | 会話AI (スモールトーク) | DEEP AI (機械学習) |
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登録された表データを元に会話してユーザを回答に導くAIエンジン | コールログやFAQなどの文章データを知識として扱うAIエンジン | 入力項目を収集し分岐条件に従い、会話をすすめるAIエンジン | 入力と応答が1対1の文脈のない会話向けAIエンジン | 入力と応答が1対1の文脈のない質問応答AIエンジン |
・会話しながら回答を絞込 ・会話しながら情報収集 | ・オントロジーAIと連携して使用 ・ElasticSearchエンジンを使用 | 受付業務など流れが決まった会話に向いています。 | 挨拶などに使用します。 | 言語モデル(要学習)により揺らぎのある言い方に柔軟に対応します。 |
主な機能
自動的に、会話でユーザに商品を提案します。
お客様にマッチする商品を会話型AIプラットフォームを使ってチャットボットから提案し、商品の購買につなげます。
一般的に、このような提案機能をチャットに構築する場合には、提案する商品ごとにナビゲーションを実装する必要があり、実装が大変です。ENOKIでは、ナビゲーション機能は商品提案データを作成するだけで、自動的にナビゲーションさせることができ、柔軟な商品提案機能を準備することが可能です。
聞き返すことで、ユーザが知りたい回答まで誘導します。
ENOKIのAIエンジンは、単純な文字列検索や類似度を判断して、より近しい答えを返すような仕組みとは異なります。
千差万別な入力にも対応できるよう、「オントロジー型のAIエンジン」が質問の意図を理解し、近しい回答群から自動で聞き返しをし、回答の候補を絞り込みます。その結果、お客様が期待している回答にたどり着きやすい仕組みをご提供しています。
ワークフローシステムなど、外部システムと連携できます。
受付業務、申請業務を代行するチャットボットを会話型AIプラットフォームを使って作成することができます。
メールのパスワードを忘れたので初期化してほしいという問い合わせは「よくあるお困りごと」であると同時に「これから先もなくならないお困りごと」です。ENOKIはこういった業務をチャットボットに入力してもらい、自動的にバックエンドのシステムに連携させることができます。ENOKIを使い日常の定型業務にかける時間を最小化していくことで「本来やるべきこと」に集中する時間を増やすことができます。
提供サービス
ENOKI Admin
- ユーザの利用履歴や利用状況を視覚化したツールです。
- ENOKIで使用する教師データのメンテナンスを行えます。
- 教師データはExcelでの作成も可能です。
- ご利用のサービスを止めることなく、ENOKIエンジンへ教師データの反映が行なえます。
- 教師データの反映にかかる時間は5秒以下です。
チャットボット
- お客様のお好きなサイトに配置できます。
- 外観はお客様にて変更できます。変更したCSSを適用するだけです。
- Webだけでなく、お客様が利用しているGoogle ChatやMicrosoft Teams、Slackを利用することもできます。
組込
お客様が提供するサービスやアプリケーションから、ENOKI APIを利用することができます。
例えば、
- 有人のチャットシステムに夜間自動応答システムとして導入
- IVR(音声自動応答システム)のAI会話エンジンとして導入
- 音声アシスタントとのAI会話エンジンとして導入