昨今、新型コロナウイルスの発生によりリモートワークが例年に比べて増えてきています。また、新しい生活様式が提唱される中、今後もリモートワークは増えていくことでしょう。会社に出勤すれば普通に存在していた内線電話でのやりとりや顧客からの問い合わせ対応などは、別の手段を選択しなければならないと考えている企業が多いと思います。
そんな中、PCやタブレットといったデバイスとネット環境さえあれば使用可能なチャットという手段が脚光を浴びています。その影響でしょうか、当社にも最近お客様よりこんな相談をいただきます。
- いろんなチャットボットがありすぎて、どれを選んでよいかわからない・・・
- 自分たちの目的に合ったチャットボットは一体どれなんだろう・・・
確かに、数年前と比べるとチャットやチャットボットを提供される企業様が劇的に増えていますので、選定する側がよりどりみどりである一方、どれを導入しても結果が変わらないのか?安価なチャットボットで十分なのか?といった迷いも生じているでしょう。その問題を解決するためにGoogle先生に聞いてみても、比較サイトも盛りだくさんのチャットボットを紹介していてお腹いっぱいになってしまいます。
大変ありがたいことに、当社にチャットボットに関してデモ依頼いただける企業様もいらっしゃって、「機械学習を使っていますか?」「精度はどのくらいですか?」という質問をいただきます。もちろんどういう機構でチャットボットが回答を出しているのかは非常に重要な要素にはなりますが、我々としては「チャットボットを利用して解決したい課題とお客様の実状を明確にする」ことが最も重要な要素と考えています。例えば、大規模で複雑なシステムの問い合わせ対応をチャットボットで効率化したいという課題に対して、シナリオ型のチャットボットを導入した場合、
間違いなく解決には至りません。
途中でシナリオの枝葉が多くなりすぎて、全体を把握できなくなってしまったり、データ追加やシナリオの修正があった場合、どこをどう修正していけばいいのか迷子になってしまいます。
そこで、当社はチャットボットマッチングチャートを準備してみました。
こちらのチャートに基づいて、企業様が抱える課題と現状を照らし合わせて適切なチャットボットを選択していただければ失敗しないチャットボット導入への一歩が踏み出せると思います。
いかがでしたでしょうか。
上図の4タイプの中にさらにいろいろなベンダーが提供しているチャットやチャットボットがあります(汗)。ですが、企業様が選定するにあたり、このタイプを見誤ってしまうと効果を得られる可能性は間違いなく下がりますので、是非参考にしていただければ幸いです。
当社「ENOKI」は「ハイブリッド型チャットボット」に含まれます。当社「ENOKI」の特長はAI搭載の無人対応型ボットで「聞き返し」と「柔軟性」になります。ご興味のある企業様はお問い合わせからご連絡いただければと思います。